TOMOHIRO KARASUDA
Create25会員/技術翻訳(株) 代表取締役烏田 倫宏
―会社概要を教えてください。
技術翻訳株式会社は1967年に銀座で創業し、以来、ドキュメントソリューションカンパニーとして日本企業の海外進出を支援しております。
弊社が制作する「翻訳ドキュメント」は、日本と世界を結ぶ大切な役割を果たす、我が国の知的財産です。
私たちには、世界に伝えなければいけない知的財産や産業技術がたくさんあります。また、日本に伝えるべき世界の現実もあります。
単に翻訳を仕上げるのではなく、グローバルドキュメントとして、世界から日本企業がどのように視られているのかを意識して取り組んでいます。
私にとってCreate25は、
経営者が“自分”を出せる
数少ない隠れ家だと思います。
―Create25に参加したきっかけは?
弊社はもともとハードウェアのマニュアルの翻訳を請け負うことが多かったのですが、ITを専門にしていた同業他社がこちらの分野にも積極的に参入するようになり、顧客の取り合いとなっていました。
その厳しい現状を打破し、新規顧客の獲得に繋げたいと思い、東京都立産業技術研究センターで行っていた異業種交流イベントに参加したことがきっかけです。
そこで出会ったメンバーと1年ほどで独立し、現在の異業種交流グループ「Create25」が結成されました。
―実際に参加した感想は?
最初は1回きりのイベントだと思っていて、参加人数が多かったこともあり、あまりこれと言った印象がなかったというのが正直な感想です。
しかし、後にCreate25が発足し、定期的に開催されるセミナーなどを通して交流が深まっていき、他ではなかなか聞くことができない他業界の話を教えてもらえるようになりました。
ワンショットだけの出会いでは仕事に繋げることが難しいですが、深い仲になったおかげで様々な仕事をいただけたので、参加して本当によかったと思っています。
―こんな方に、Create25をおすすめしたい。
当グループは主に中小企業の経営者で構成されているので、これから独立を考えている方や、悩みを抱えている経営者にとって貴重な相談所になると思います。
また、メンバーの中には私も含め、親の代から会社を受け継いだ経営者も多数在籍しています。
“二世経営者”として抱えている固有の問題にも相談に応じられることが、Create25の強みだと考えています。
―今後、どのような会にしていきたいか?
「経営者は孤独である」という言葉のとおり、会社の存続を左右する私たちには常に重圧がのしかかっています。
そんな経営者たちが各々の悩みを相談し、より安心できるような環境を整えていきたいと思います。
また、若い起業家の方たちにメンバーに加わってもらって、Create25の活動をさらに活発化させていきたいですね。